第28期 第37回
国民文化講座
演題
戦後80年
昭和史の真実と
先人の心を語り継ぐ
ノンフィクション作家
早坂 隆 先生
昭和48(1973)年、愛知県岡崎市生まれ。
ノンフィクション作家。産經新聞「正論」執筆メンバー。
著作に、
『ルーマニア・マンホール生活者たちの記録』(現代書館)
『指揮官の決断 -満州とアッツの将軍 樋口季一郎』(文春新書)
『現代の職人 -質を極める生き方、働き方』(PHP新書)
『ペリリュー玉砕 -南洋のサムライ・中川州男の戦い』(文春新書)
『世界の日本人ジョーク集 令和篇』(中公新書)
『戦時下のノーサイド -大学ラグビー部員たちの生と死』(さくら舎)
他多数
『幻の甲子園 戦時下の球児たち』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。
『世界のジョーク集』シリーズは累計100万部突破。
顕彰史研究会顧問。
大磯町立図書館協議会委員長。
概要
日時 | 令和7年5月17日(土) 午後2時開会~午後4時40分閉会(予定) ※開場午後1時30分 ※講演前に当会会員の所見発表を行います |
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場所 | 千代田区立日比谷図書文化館 大ホール |
会費 | 1,000円(学生無料) ※会費は当日受付にてお支払い願います |
定員 | 150名 |
主催 | 公益社団法人 国民文化研究会 |
後援 | 月刊「正論」 |
協賛 | 「日本の家」伊佐ホームズ株式会社 |
申込 | 下記フォームまたは東京事務所(03-5468-6230)までご連絡ください |
講師の言葉から
平成二十七年四月、天皇、皇后両陛下(現上皇、上皇皇后両陛下)は「戦後七十年」を迎えるにあたり、大東亜戦争における最大の激戦地とも呼ばれるパラオ諸島のペリリュー島に行幸啓された。
両陛下は自らの行動をもって、慰霊の大切さを国民に説かれている。戦争の悲劇を忘れてはいけないと投げかけられている。
だが、私たち国民は両陛下の意思をしっかりと受け止めることができているだろうか。戦争の記憶の風化は近年、特に著しい。・・・
先人への尊崇や哀悼を忘れた国家は、その軽薄さゆえに衰退するだろう。国家をその国家たらしめるのは、健全な歴史観である。
かくて日本は来年、『戦後八十年』を迎える。時代は令和へと移り変わったが、『初の戦後生まれの天皇』である今上陛下も、慰霊の心を受け継いでいく旨をすでに重ねて示されている。
むしろ問われるのは、政治家を含む国民側の心持ちである。散ったサクラを忘れた国に春風など吹くまい。
『ヘリリュー島の激戦八十年に思う』
令和六年十一月二十五日付産經新聞「正論」より
会場案内図
※専用の駐車場はありません。日比谷公園地下公共駐車場をご利用ください。
参加申込