書籍紹介
月刊誌 国民同胞 最新号
本会の目指すもの
次代を担う
心身ともに健康な
青年を育てたい
本会の目指すもの
次代を担う心身ともに健康な青年を育てたい
日本の歴史や国柄を正しく伝えたい
日本は長く連続した歴史に恵まれた、世界でも稀有な国です。来日する外国人識者の多くが口にするのもそのことです。ところが当の日本人はその有難さが分からずに、駄々っ子のように自国の歴史を足蹴にして憚りません。
また、グローバライゼーション(地球規模化)の掛け声のもと、自らの生まれ育った足元を軽くみる傾向も助長されていますが、国際社会の一員としてより良い交流を目指すには、自国の歴史や国柄について自覚的に学んでおくことが大切です。私どもは、世代を超えた研鑽の場で生きた歴史を正しく伝えたいと願っています。
学問・人生・祖国を総合的に把握する
次代を担うのは言うまでもなく青年たちです。私どもは、現代の若者とりわけ勉学を本分とする大学生には「本当の学問」をしてもらいたいと念願しています。それは「自国の文化伝統に根ざした学問」のことであり、それを基盤に「友だち同士が志を確立すべく、切磋琢磨し合う心豊かな世界」のことであります。かつて幕末長州の「松下村塾」など多くの塾に息づいていた学問の姿です。自分の人生が「自国のあり方」と深く関連していることに思いを致す人材や、国際舞台で「日本」を堂々と発信できる若い人材を育てるためには、学問・人生・祖国を総合的に理解する学びの場が不可欠と考えます。
日本語の「いのち」にふれる喜びを次世代に
義務教育の場でも心痛む不祥事が次々と報じられています。国旗国歌を尊ぶことの意味さえ教えられないまま卒業していく児童生徒はまことに不幸です。このような教育界に、先人の生き方を手本として仰ぐ気風がみなぎるならば、子どもたちの目は輝き態度も溌刺としてくるはずです。長い年月をかけて伝えられた古典の中には、数多くのみずみずしい言葉が躍動しています。日本語にこもる「いのち」にふれて自らの姿勢を省みることこそ、現代教育のゆがみを正す大きな道しるべとなるでしょう。私どもは、先人の遺業に学ぶ素直な心を持った、心身ともに健康な次世代国民の育成に努めます。
主な活動
全国学生青年合宿教室
国民文化研究会の主たる研修事業として、昭和31年から合宿教室を開催しています。
招聘講師などの講義のほか、班別での古典の輪読、短歌創作・相互批評など、参加者間の交流や相互研鑽を軸として、学問と人生を考える場となっています。
※今年度は終了しました
常設研修会活動
関東・関西・九州の各地・北陸など全国各地域で会員の市道で各種の常設研修会を開いています。