『天下なんぞ狂える』(上)、(下)巻
本会会員で福岡在住の廣木寧氏がこのほど『天下なんぞ狂える(上)(下)』巻を慧文社より刊行されました。日本という国が世界史に無理往生に急遽(きゅうきょ)接ぎ木された明治という時代に生きた夏目漱石。彼がその時代の中で追い求めたものは何だったのか。『こころ』を軸に、激動の時代の中で漱石が見つめたものと、近代日本人に宿命の悲しみを明らかにし、上巻では、門下生・森田草平、正岡子規、池邊三山らとの交流をもとに、漱石の恋愛と野心を論じ、下巻では、乃木希典の殉死と漱石の英国留学に焦点を当て、森鷗外、小林秀雄、福田恆存、吉川幸次郎、正岡子規らの文章を援用しつつ漱石終生のテーマを明らかにしています。 (慧文社HPより) 全国の書店で絶賛発売中!
著 者:廣木 寧 著 書:『天下なんぞ狂える』(上)(下)巻 定 価:各2,000円(税別) 頁 数:上巻 A5判・上製・248頁 平成28年11月刊 下巻 A5判・上製・280頁 平成28年12月刊 出版社:慧文社 03-5392-6069 |
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